Translation slamを視聴しました "Translation slam"という言葉、聞いたことがありますか?翻訳者の対決バトルのことで、2人の翻訳者が同じ原文をイベント前に翻訳し、当日は2つの翻訳を並べて、それぞれの翻訳者がなぜこう訳したのかを説明する、という趣向です。数年前から耳にするようになった企画ですが、今回初めて視聴者として参加する機会がありました。
“President”がいつも「大統領」とは限らない(2)〜 機械翻訳で NHKの「EU ミシェル大統領」報道に端を発した話の続きです。前段ではEUでPresidentと呼ばれる人々について説明しましたが、今度は「機械翻訳にかけたらどうなるか?」というテストです。
“President”がいつも「大統領」とは限らない(1)〜 EUの話 アメリカ大統領選挙でバイデン氏当選確実というNHKの記事を読んでいて、あれ?と途中で引っかかりました。「EU ミシェル大統領」って誰だっけ?
日本通訳翻訳フォーラム2020(JITF2020)に参加しました 日本会議通訳者協会(JACI)の年次CPDイベント日本通訳フォーラムが、今年は日本通訳翻訳フォーラムと名を変え、完全遠隔イベントとして開催されました。
COVID-19パンデミック英語表現集作成プロジェクト 新型コロナウイルスとCOVID-19 パンデミックに関する英語圏の報道記事やTwitterの投稿などから翻訳に役立つ表現を蓄積していくことを目的とするWiki「(仮)パンデミックに関する英語表現集」作成プロジェクトが立ち上がりました。
翻訳者登録制度について、英国からの視点 日本規格協会(JSA)が翻訳の国際規格ISO 17100普及に向けた取り組みの一環として、翻訳者登録制度を立ち上げたことが、日本の翻訳者の間で話題になっているようですね。英国のITI正会員翻訳者としての視点から、思うことをまとめました。
想像力について 翻訳者に必要な能力として、常々言っているのは ・ソース言語(和英翻訳なら日本語、英和翻訳なら英語)の読解能力 ・ターゲット言語(和英翻訳なら英語、英和翻訳なら日本語)の文章作成能力 ・扱い専門分野知識 ・調査能力 で、これはもちろん全部必須だと思うわけですが、それに加えて ・想像力 というのがわりと大切なんじゃないかな?と思うことがあります。 [...]