新連載「通翻訳者が知るべきBrexit」

2016年の国民投票でEU離脱が決まって以来混迷が続く英国。Twitterでさんざん愚痴っている様子が目に留まったのか、「通翻訳者が知るべきBrexit」というお題で連載を、という依頼を日本会議通訳者協会(JACI)からいただきました。 日本から見ても何がどうなっているのかわからないので(いや、英国内から見ていてもわからないですが)、Brexitの歴史・背景と現在の状況についてのリアルタイム情報を説明してほしいとのこと。というわけで、JACIウェブサイトで連載を開始しました。 第1回のみ公開(下記リンクでお読みください)で、その後の回は現在のところ会員限定コンテンツとなっています。 https://www.japan-interpreters.org/news/sugimoto-brexit1/

WayToJapan移転のお知らせ

3年間の東京滞在、4年間のオランダ(ブレダ、デン・ハーグ)滞在、3年間のロンドン滞在を経て、10年ぶりにスコットランドに戻ってきました。

翻訳者登録制度について、英国からの視点

日本規格協会(JSA)が翻訳の国際規格ISO 17100普及に向けた取り組みの一環として、翻訳者登録制度を立ち上げたことが、日本の翻訳者の間で話題になっているようですね。英国のITI正会員翻訳者としての視点から、思うことをまとめました。

「トランスクリエーションと翻訳の違い」問題について

以前「トランスクリエーション・ワークショップに参加しました」という文章を書きましたが、最近通訳翻訳ジャーナルの最新号でトランスクリエーションについての記事が掲載されたそうで、ベテラン翻訳者の井口耕二さんが感想をブログに書かれています。 そこで改めて「トランスクリエーションと翻訳の違い」問題について考えてみたいと思った次第です。[...]

想像力について

翻訳者に必要な能力として、常々言っているのは ・ソース言語(和英翻訳なら日本語、英和翻訳なら英語)の読解能力 ・ターゲット言語(和英翻訳なら英語、英和翻訳なら日本語)の文章作成能力 ・扱い専門分野知識 ・調査能力 で、これはもちろん全部必須だと思うわけですが、それに加えて ・想像力 というのがわりと大切なんじゃないかな?と思うことがあります。 [...]

イベント予告:J-Net ワークショップ(ロンドン)

ITIの日本語専門部会Read more...

オックスフォード辞典、2016年を代表する言葉はPost-truth

日本では、毎年年末が近づくとその年の新語・流行語大賞が発表されて話題になりますが、英語圏でも権威ある英語辞書オックスフォード辞典が、その年を代表する新語・流行語Word of the Yearを発表します。 今年のWord of the Yearとして11月17日に発表されたのは…

Love trumps hateについて

米大統領選の結果が出た日、日本での報道で字幕が問題になったようですね。とんでもない誤訳だとソーシャルメディアで叩かれ、あっという間にウェブサイトから削除されています。 Love trumps hate は単純なSVO文型で、Loveが主語、trumpsは三単現の動詞、hateが目的語。ソーシャルメディアでも散々指摘されている通り、普通に翻訳すれば「愛は憎悪に打ち勝つ」となります。ただし[...]

トランスクリエーション・ワークショップに参加しました

オンラインディスカッショングループで、"transcreation"(トランスクリエーション)という言葉が話題になりました。日本の翻訳業界ではあまり聞かない用語のようですが、簡単に言えば広告コピーの外国語版を作ること。ちょうどこのディスカッションの直後にロンドンで トランスクリエーション のワークショップが開催されたので、参加してきました。