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第25回英日・日英翻訳国際会議(IJET-25)に参加しました

IJET-25 Tokyo

2014年6月21〜22日に開催されたIJET-25(The 25th International Japanese/English Translation Conference、第25回英日・日英翻訳国際会議)に参加してきました。四半世紀という大きな節目ということもあり、満を持して東京ビッグサイトで開催されたこのイベント、東京ならではの集客力で過去最大規模。600人近い参加者を集めて満員御礼となる盛況ぶりでした。

今回参加するかどうか実はずいぶん迷ったのですが、来年のIJET-26は英国開催が決まっており、その実行委員長になったこともあって、宣伝と勉強を兼ねて行くことにしました。私にとっては京都、ダブリン、バース、沖縄、広島に次ぐ6回目のIJETです。今回は前日のSIG(JAT分科会)ミーティングと前夜祭から参加しました。

メインイベントは、規模を反映してセッションの数も基調講演を除いて計67と過去最多。それでも開催期間は通常通り2日間、コマ数としては基調講演を除くと8コマしかないので、並行して行われたセッションの数が多く、その中からどれを聞くか選ぶのが大変でした。結局参加したのは以下の通り。

  • 基調講演:村岡花子-『赤毛のアン』翻訳に託した未来への希望 村岡恵理
  • 翻訳業界の未来とそのなかで翻訳者が取りうる道 井口耕二
  • 快適な仕事環境を作るコツ 森口理恵
  • PC専門家が語るPC作業での肩こり腰痛軽減法 初音玲
  • チーム・アプローチ101:今日からやってみよう!ソースクライアントから受注しチームで「良い」仕事をするための7つのヒント
    小林一紀
  • ブログから出版へ 40歳からの無名サラリーマンのブランディング 立花岳志
  • Translating on the Road William Taylor
  • 翻訳者は何ができるか、何をすべきか 越前敏弥
  • 日本語ビジネス・コミュニケーション - 顧客、翻訳会社に日本語で上手にアプローチする方法 石川正志
  • 21世紀に求められる翻訳者の資質とは? ―さまざまな現場から語る― 豊田憲子、井口耕二、高橋裕子

金曜のSIGミーティングではJATLAWの契約書英訳ワークショップに参加しましたが、メインイベントではワークショップ系、専門分野系のセッションには参加せず、興味の赴くままに一般情報系のセッションを拾いました。同じコマで複数のセッションを聞くために途中で出入りしたものもあります(これは失敗したかなあと後でちょっと後悔)。それでも聞きたかったのに行けなかったセッションがいくつもあり、その点は残念。後日ビデオを用意するということなので、楽しみに待つことにします。

個別のセッションや全体の印象については他にも参加した方がそれぞれブログ記事を書いているので、こちらにあるまとめリストをごらんください。

技術者から翻訳者へのシルクロード:IJET-25参加報告(他の参加者の報告へのリンク)

今回が初めてのIJETという参加者、いままで翻訳者の集まる会合に参加したことがないという方も多く、圧倒されたという声をたくさん聞きました。確かに初めてがこれというのはすごいインパクトだろうなあと思います。ひとりで黙々と仕事をすることが多い翻訳という業界で、こうした活気あるイベントで横のつながりをつくることができる機会は貴重だと思います。

プログラムの構成やスポンサーの扱い、事前のPRや当日の運営など、来年の参考にしたい点もたくさんありました。実行委員会の皆さんは揃いの法被姿で広い会場を休むことなく駆けまわり、空前の規模にもかかわらず目につくような問題もなくスムーズにイベントを回していてさすがでした。来年は自分たちの番だと思うと正直めまいがします…。

今回は参加者が多いため、顔見知りやSNS付き合いの人ともすれ違いになったりして話をするのが大変だったのですが、なにしろ参加の主目的が来年のIJET-26の宣伝だということもあって、少数の人とじっくり話すよりも多数に声をかけねばと、こういう特製名刺を作って配って歩きました。

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ヨーク観光協会 VisitYork 提供の写真はインパクトがあり、なかなか好評でした。後半ちょっと息切れしてしまい、配布ペースが落ちてたくさん余ってしまいましたが…。「イギリスは遠くてちょっと無理」という反応も多かったのですが、できたらぜひ行きたい、いやもう絶対に行くつもりで楽しみにしているという声もあり、元気づけられました。海外開催のIJETは参加者が少なくなる傾向があり、今年のような大規模豪華絢爛なイベントにするのはもちろん無理なのですが、英国開催ならではのプログラムにしていきたいと思っています。

来年は英国で会いましょう!

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